【あの頃に戻れるのならシリーズ】公認会計士試験後の監査法人就職活動編

雑感会計士,公認会計士,就職活動,監査法人

裸の独立会計士です。

今週は公認会計士試験の合格発表のようですね。
前にも一度監査法人の就活について書きました(興味のある方は以下のリンクよりどうぞ)が、今の記憶を持ったまま、もう一度就職活動をするとしたらどうするか考えてみました。
強くてニューゲーム憧れますね(笑)

目次

監査法人に行くかどうか

まずは監査法人に行くかどうかですが、監査法人には行くと思います。

監査法人以外の選択肢としては、税理士法人、会計事務所、アドバイザリー(FAS等)、事業会社などがあると思います。
会計士の資格を生かすのであれば、監査のバックボーンがあった方がいいのかなとは思います。
(ものによっては直接入った方がいいのかもしれませんが、そうなってくると会計士の資格自体いるのか・・というところもあると思います。)

また、将来の独立を考慮しても、監査の経験というのは生きるのかと思っています。
自己紹介か何かで書きましたが、想像以上にクライアント側のリソース不足(特に監査上論点になる分野に対応できるリソース)はありますし、監査と経理をつなぐ役割というのは、独立会計士としても十分ニーズがあると思いました。

大手か中小か

永遠のテーマですよね。自分が就活していたころにも言われていたように思います。
大手でも地方事務所(大阪等の大都市以外)は触れる業務の範囲が広いといった中小と似た特色があると思います。

こちらも今から再度就活をするとしても大手監査法人を目指しますかね。
やはり大手監査法人の方が選択肢が広いと思います(正確には中小法人を経験したわけではないので、中小がそうでないとは言えませんが)。

初期アサインや1年目あたりの業務範囲は確かに中小法人より狭いかもしれませんが、どうせ1年目からやりたいことが明確なんてことはないでしょうし、やりたいと思っていたことも数年働けば変わってくるものだと思います。

その時に、目の前の業務をしっかりやって信用を積み上げておけば、やりたい領域にアプローチしやすいのが大手監査法人だと思います。特に最近は人手不足なので、強く希望すれば、まともな人は大体叶えてもらえると思います(それで辞められるよりはましなので)。

今から新人に戻るとして、強いて言うなら、もっと早めに独立を意識した業務へのアサインを希望する、もしくはシニア数年目くらいで異動を申し出るのはアリかなと思います。

リアルではマネージャーまでいましたが、今からであればシニアで数年インチャージまで経験したら異動の希望を出しますかね。

例えば下記みたいな感じです。最初はどこでもいいですが早めに会社法や任意監査のインチャージをやらせてもらえるように立ち回りますかね。もちろんめぐり合わせもあるので、上手くいくかはわかりませんが。

上場会社でスタッフ(早めに一通り担当できる中規模以下)
⇒会社法監査でインチャージ(できればスタッフ最終年)
⇒上場準備会社のインチャージ(シニア昇格のタイミングくらい)
⇒アドバイザリー、FAS等へ異動(シニア3年目くらい)

会社法監査でインチャージまでできれば、あとは今の環境ならいける気がします。

最後に

今回は妄想編でお送りしました。
なんだかんだ今戻るとしても似たような道をたどるかもしれません。
法人に入ってからの立ち回りだけもっと先を見通した感じで動きたかったなという感じですね。

それでは今回はこの辺で!